亘理のいちご
高設ベンチ方式で摘み取りしやすくなっています。
東北一のいちごの
産地・亘理
年間通して気候が温暖な亘理町は「東北の湘南」とも呼ばれる、いちご栽培に適した地域です。「東北一のいちご生産地」として知られ、多くが「仙台いちご」の名で出荷されています。町内ではいちご狩りも楽しめ、春に最盛期を迎えます。
広々とした大型ハウスでいちご狩りを思う存分楽しめます。
震災から復活した
亘理のいちご
東北一の生産量を誇っていた亘理のいちごですが、平成23年に発生した東日本大震災の津波により、生産者の9割が営農できなくなるほどの大きな被害を受けてしまいました。あまりの被害の甚大さに「いちごづくりをあきらめよう」と思った農家の方々も多かったといいます。しかし、さまざまなボランティア支援のほか、国の交付金を活用した「いちご団地」が完成し、営農を再開することができました。震災から復活した亘理のいちごが、これからもその「おいしさ」を届けることで、復興をアピールしてくれることでしょう。
亘理町のいちご狩りは例年1月中旬~5月頃までできます。
「もういっこ」が
主力品種
亘理で主に生産されているいちごの品種は、宮城県オリジナル品種の「もういっこ」。粒が大きくさわやかな甘さと果汁の多さが特徴で、ついついもう1個手をのばしたくなるおいしさ、そんな意味も込め命名されました。いちごは、ビタミンCや食物繊維が多く含まれ、病気予防や健康維持にもよい果物です。亘理町でいちご狩りを楽しみながら、たっぷりそのおいしさを味わってください。